トレーニング方法
当センターのトレーニングの基本は、ビジュアライゼーションという手法です。ビジュアライゼーションは、将来の姿をイメージすることによって、自分の意識を確固たるものとし、結果として自分の思いを実現させます。ここでは、なぜビジュアライゼーションが有効なのか紐解いてみましょう。
意識(理性)と無意識(本能)
人間の思考には、二つの種類があります。
一つは、「意識」です。「顕在意識」「理性」とよばれるものです。「意識的に」する行動はこの「意識」に基づいています。もう一つは「無意識」です。「潜在意識」「本能」といった方がよいかもしれません。意識せずにする行動は「無意識」といってよいでしょう。人間の「特性」「性格」「癖」などは「無意識」に依存しています。
「意識」は自分の意思でで変えることは容易です。人間は大人になるにつれ、理性が発達してきます。すなわち、「無意識」に比べて「意識」の比重が高まってきます。しかし、無意識はなかなか変えることが困難です。知識、スキルや良識は習得できても性格はなかなか変わらないのは、このためです。
当センターでは、無意識つまり「特性」「性格」「癖」を変える手法を身につけることによって、あなた本来の潜在能力を最大限に伸ばす手法を使います。
潜在能力へのアクセス方法
では、潜在能力(無意識、本能)をどのように変えるのか。上記のとおり、無意識は変えることが通常は困難です。しかし、ある状態をつくることによって可能になります。レム(REM)睡眠という言葉を聞いたことがあるでしょうか。「催眠状態」「トランス状態」ともよばれる状態です。この状態は、意識は眠っていても、無意識は起きている状態です。当センターでは、この状態を人工的につくった上でトレーニングを行うことで、潜在能力を高めます。
人間の記憶
人間の記憶...見たもの、聞いたもの、すべて頭の中に残っています。実は人間は生まれて物心がついたころからの記憶はすべて蓄えられています。しかし、自分の意識ですべての記憶にアクセスすることはできません。もし、すべての記憶が平等にアクセスできたら、多すぎる情報量でパンクしてしまうでしょう。とても賢い仕組みになっていて、必要な情報にだけアクセスできるのです。先の、潜在能力へのアクセス法では隠れていた記憶にもアクセスできます。
さて、この人間の記憶ですが、あなたが「事実」として記憶していることは必ずしも本当に経験したこととは限りません。日常で経験していること、例えば、昨日シャワーを浴びたときのことを目を閉じて思い出してください。想像ではなく、自分の経験に基づく事実なので簡単なはずです。イメージがしっかりしたら、
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将来のイメージ
上記のように、過去のイメージは事実に基づいてつくられます。そのイメージは同じではないものの、近い姿を自分で無意識に作り上げます。一方で、将来については、逆に事実がイメージに近づいていきます。ベストセラー本「ザ.シークレット」などでいわれている「引き寄せの力」です。確固たるイメージをつくると、自然とそのイメージに沿った将来に近づいていきます。ただし、何もかもが思い通りになる訳ではありません。あくまで、自分に関することが対象となります。他人とのコンタクトも含んだ自分の行動、振る舞い、性格、意思といったものはイメージで左右されます。無意識でいると、将来の自分はイメージと同じではないものの、近い姿となります。よく言われる「ポジティブ思考」もこの性質に基づいています。失敗する姿を思い描くと、自然と失敗する。成功した自分を描くことが成功の鍵となります。